秋の夜風が心地よく感じられるようになったある日、上野の家では中秋の名月に合わせて「お月見会」を行いました。
この日は運よく晴れ間がのぞき、美しい満月が顔を出したかと思えば、ふんわりと流れる雲に隠れてみたり…。
そんな移ろう夜空を、利用者の皆さんと一緒にじっくり眺めました。

「あぁ、いいお月さんだぁ。見てみて」
「また隠れちゃった、雲に」
「ここに布団敷いて寝たら気持ちいいね。」
「虫の声がいいねぇ…」
「ほら、お月見団子だよ!」
夜空を見上げながら交わされる、ほっこりとした会話。虫の音をBGMに、やさしい時間が流れました。
もちろん、お月見といえば「お団子」も欠かせません。ご家族様より頂いたお花見団子に、皆さん自然と笑顔がこぼれました。
今夜の思い出が、皆さんの心に秋の彩りとして残りますように🍂✨
写真ではうまく伝わりませんが、もっと大きくてきれいなお月様でした。夜空を見上げる皆さんの表情、とても素敵でした。