りんごの湯

　さぁ朝から「りんごの郷」お姑さん代表の利用者さんが、もち米を計量カップで量り、嫁代表の職員に指示をしています。

　先月から新入職員の入職祝いに、お赤飯を炊こうと計画し、お米や小豆などの心配をして下さっていたので気合いに満ち満ちています。

しかし、嫁代表の職員と同様に従事している職員は

「肝心な時に居ない！」

と叱咤され

「ぎゃ～ごめんなさい。」

と平謝り・・・笑い声が絶えないお台所です。

　その昔、冠婚葬祭時にはお赤飯や黒飯を焚き煮物を作り天ぷらをあげたもんだと武勇伝が語られます。

「今もやってるよー」

と職員が言うと

「本当かい？そりゃ大変だ！」

と同情しきり。

アハハ、オホホであっという間にお赤飯が炊けました。

　暖かいお赤飯を利用者さんから研修中の新入職職員に

「頑張ってね」

との言葉と一緒に配られました。

　ホールの皆さんや職員にもお裾分けが行き渡り、ホールの利用者さんから

「新入職員のお祝いだって」

と説明を受けました。

希望を胸に入職をして下さった職員の皆さんには、苦難を乗り越え逞しく成長していってほしいと強く願っております。