避難所enjoy生活 其の二十七 秋の味覚を味わおう
2020.10.29 避難所enjoy生活
秋晴れの10月21日(水)、中庭で火を起こし炭で熾火(おきび)を作ります。
煙に誘われて利用者の皆さんも外へ出てこられます。
皆さん何が始まっているのか分かっていて「あ~外はやっぱり気持ちがいいね」「楽しみだなぁ」「早くお芋焼いてよ」と会話が弾みます。アルミ箔に包んださつま芋を投入すすると歓声が上がりました。
さつま芋は職員からの頂き物と施設で用意した分とで皆さんたっぷり食べられそうです。
利用者の皆さんのリクエストで職員がカボチャやジャガイモも持参して一緒に焼きました。
その間ホールでは大船渡直送の秋刀魚の準備で大わらわです。秋刀魚も職員の生家から送られた物をご厚意で分けて頂いたものです。
ピカピカの秋刀魚に皆さんうっとり、焼き芋のことが霞んでしまう程の存在感でした。
火にあぶられ、丸々とした身から脂が落ち、煙と一緒に美味しそうな香りが鼻をくすぐります。
焼き芋、ジャガイモ、カボチャはおやつに頂き
秋刀魚はたっぷりの大根おろしを添えて夕食のプラス一品となりました。
「丸々一尾食べたいわぁ」「昔は骨まで食べたもんだ」すみません一尾でなくて‥すみません骨は職員で取りましたなど秋刀魚トークは盛り上がりました。色々差し入れてくれた職員に深く感謝です。避難所生活もあとわずか‥避難所も満更でもなかったよと思って頂けるような支援をしていきたいと思います。